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「人生の目標は何だっていいんだ」と気づいた日 | 買わない生活 | 東洋経済オンライン


資本主義の論理から飛び出す「50代冒険家」

お金を使わぬ楽しさに目覚めてからは、海外旅行は民泊利用の格安旅三昧。台南では近所の豆花屋に入り浸って店のおっちゃんと片言の会話しながら酒をおごってもらったっけ(写真:筆者提供)

疫病、災害、老後……。これほど便利で豊かな時代なのに、なぜだか未来は不安でいっぱい。そんな中、50歳で早期退職し、コロナ禍で講演収入がほぼゼロとなっても、楽しく我慢なしの「買わない生活」をしているという稲垣えみ子氏。不安の時代の最強のライフスタイルを実践する筆者の徒然日記、連載第44回をお届けします。

退社してからの心細さにどう向き合う?

とにかく金をたくさん稼ぐ。さすれば人生勝ち。何の恐るることもなし……という、今にして思えば深みも面白みもオリジナリティもへったくれも何もない、なのに200%心の底から信じ切って、疑うことすらもうまったくコレッポッチも考えたこともなかったその鋼鉄のごとき人生の大目標を、「会社を辞める」という現実を前に、いきなりキレイさっぱり諦めなければならなくなったワタクシであります。

稲垣えみ子氏による連載44回目です。

いやそこのあなた! こいつ馬鹿だなーなどと笑ってる場合じゃありませんヨ。何しろ人生100年時代らしいじゃありませんか。となれば誰だっていつかはこの問題にぶち当たるんです。

何しろ凡人の場合、それなりに金が稼げる時期など人生のほんの一部。なので、私のこの戸惑いは明日の、あるいは今日のあなたの問題かもしれない。ってことで、私がそこからどうあがいて今に至るのかの物語に少し耳を傾けていただければ幸いであります。

で、その心細すぎる現実を目前にした私が、取るものも取りあえずまずはどうしたかと言いますと、「卒業旅行」ならぬ「退社旅行」に出かけたのでありました。





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