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自動運転レベル4実現と保険連携で見えた現実味 | 自動運転 | 東洋経済オンライン


第14回オートモーティブワールドのアイサンテクノロジーブースに展示されていた小型自動運転EV「マイリー(Milee)」(筆者撮影)

自動運転車の開発や実証実験は、現在、一般の乗用車から公共サービス、物流などさまざまな分野で進んでいる。とくに公共交通機関や物流の分野においては、少子高齢化などの社会問題も大きく関連し、運転手不足や地方住民の生活を支える移動手段の確保といった課題を解決する方策として期待されていることはご存じのとおり。

「アイサンテクノロジー」「損害保険ジャパン」「ティアフォー」の3社が主導し、2019年から愛知県の愛・地球博記念公園(以下、モリコロパーク)にて行っている小型自動運転EV「マイリー(Milee)」を使った実証実験もそのひとつだ。電動ゴルフカートをベースとした4人乗り車両の特徴は、「ハンドルがない」こと。限定区域内であれば、運転手なしでも運行可能なレベル4の自動運転を実現している。

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加えて注目すべきは、公共サービスなどに用いられる自動運転車の事業者向けに、不測の事故を予防するための「リスクアセスメント」や、実際に事故が起こった場合に対応する「自動運転システム提供者専用保険」といったサービスを開発したことだ。将来の実用化が期待される自動運転車は、とかく技術的なことが話題にあがりやすい。だが、一方で、事故発生時に「誰が責任を負い、被害者救済を行うのか」などについては、まだまだグレーな領域も多い。そんな中、事業者が事故に備えるためのサービスというのは、まさに画期的だといえる。

クルマの先端技術展「第14回オートモーティブワールド」(2022年1月19~21日・東京ビッグサイト)」で、アイサンテクノロジーが出展したブースには、そんな同社や協力企業の新しい取り組みがわかる展示が行われていた。自動運転にまつわる最新トレンドの一例として紹介しよう。

電動ゴルフカートを使った小型自動運転EV「マイリー」

マイリーの外観(筆者撮影)

まずは、アイサンテクノロジーのブースに展示してあったマイリーについて、簡単に紹介しよう。ベースには電動ゴルフカートを使い、オリジナルの車体は、樹脂を3Dプリンターで成形して製造。ボディサイズは、全長3209mm×全幅1488mm×全高1944mmで、乗車定員は4名。電動モーターで駆動し、最高速度は19km/hだが、モリコロパークでの実証実験では、安全を優先し10km/h以下で走行した。





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