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禁欲期間長いと妊娠率低い「男性不妊」意外な盲点 | 不妊治療は “ひとごと” ですか? | 東洋経済オンライン


不妊治療で男性ができることについて解説します(写真:polkadot/PIXTA)

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不妊治療は女性がするものと思われがちだが、実際は男性に原因があるケースが少なくない。2017年の世界保健機関(WHO)の調査によると、男性のみに原因があるケースが24%、男女両方に原因がある場合が24%に上る。

では、妊娠に向けて男性はどんなことに取り組んだらよいのか。

4日連続特集「不妊治療は“ひとごと”ですか?」3日目第2回は、男性不妊を招く生活習慣について、梅ヶ丘産婦人科ARTセンター長の齊藤英和医師が解説する。
【3日目のそのほかの記事】(1~2日目の記事はこちらからご覧ください)。
第1回:不妊治療中の女性を苦しめる「会社の余計な配慮」
第3回:川崎希・アレク「いつか子どもに受精卵の写真を」

気をつけるべきは「陰嚢表面温度」と「禁欲期間」

妊孕性(にんようせい、妊娠するための力)のうち、年齢に関する因子については、気がついた時点よりも若返ることはできませんが、それ以外の因子には、気がついた時点でも改善できるものが数多くあります。

妊娠しやすい体にするために気をつけるべきことは食事やたばこ、アルコール、感染症など多岐にわたりますが、今回は男性不妊につながる「NGな生活習慣」について解説します。

男性が気をつけるべきことは2つ、「陰嚢(睾丸を覆う袋)表面温度」と「禁欲期間」です。

まずは陰嚢表面温度についてです。精子をつくる精巣は体の表面にあり 体の中にある臓器よりも2~4度低くなっています。このように体内よりも少し温度が冷えている事が精子を作るのに必要な条件と言われています。この温度が1度上昇すると精子濃度は40%も下がるという報告もあり、精子の形成には 温度が大きく影響すると考えられます。

この表面温度に関しては、健康な人においても生活習慣が大きく影響していると報告している研究があります。表面温度は1日のうちでも、活動状態によってかなり変動しています。

 

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温度が比較的高めなのは、睡眠中、朝食、運転、座って仕事、ソファーに座っているときです。温度が低めなのは、歩行、休憩、家事をしているときです。このように立って動いているときは、低めで、座っている状態では高めになっているようです。睡眠時にも高くなっていますが、十分な睡眠をとることは健康にとても大切なので、睡眠中に陰嚢表面温度が高くなっても、これは致し方ないと思います。





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